2016年11月26日

12.薬物療法

こんにちは!副院長の森です!
今回は薬物療法についてです。
皆さん薬についてどのようにお考えですか?
何か体調がすぐれないと、すぐに薬を飲んでしまう薬大好きな人もいれば、薬なんて大嫌いだと思っていらっしゃる方もいますよね。
薬を使用する時に、薬を飲むという選択が短期的・長期的にどんなメリット・デメリットがあるのかしっかり考えていますか?
12.薬物療法

薬を使用することの短期的メリット・長期的なメリット・短期的デメリット・長期的デメリットについて考えてみましょう。

短期的なメリットとしては、症状が無くなることがまず挙げられるでしょう。これがないのにわざわざ薬なんて飲みませんよね。

長期的なメリットはありません。そもそも、多くの薬の説明書きに長期の服用は・・・ということも書いていますよね。

短期的なデメリットとしては、一般的によく知られているような副作用の問題が挙げられます。口が乾く、眠気、胃への負担、下痢、などだけではなく薬の強さ次第では、もっと強い副作用も考えられます。

そして、最も目を向けるべき所でありながら、皆さんが意識していない部分、長期的デメリットです。
長期的なデメリットとして依存性と脳神経系(脳、自律神経、運動・感覚神経)・内分泌系の働きが乱れることが挙げられます。

依存性・依存性と聞くと、麻薬などを想像してしまうと思いますが、医薬品でも依存性はあるように思えます。
この薬がなければ・・・という方は、もはや依存症のようなものですよね。
町中で麻薬を持ち歩いている人と、医薬品を持ち歩いている人どちらが多いでしょうか?
こんな現状で、医薬品に依存性が無いなんて言えないと思います。

次に脳神経系・内分泌系の働きが乱れることです。
脳神経系・内分泌系のシステムを遮断するか、刺激するかして、人工的、強制的にコントロールするのが薬です。
薬の強制的な作用により、脳神経系・内分泌系は調和を失ってしまいます。

では、脳神経系・内分泌系が乱れると何が起こるでしょうか?
それらの乱れが万病のもとであることは現代科学が証明しており、その例を挙げ出すときりがありません。
例えば、自律神経の乱れが免疫力の低下を引き起こし、がん細胞の増殖を許し、がんを発症してしまう可能性だってあるわけです。

ただ、脳神経系・内分泌系の働きを乱す要因は、薬の服用以外にも様々なものがあります。
サブラクセーション(背骨×神経の複合的なトラブル)、
バランスの悪い食生活、睡眠不足、運動不足などの悪い生活習慣、
様々なストレス(精神的なストレス・化学的なストレス・物理的なストレス)など
脳神経系・内分泌系の乱れは様々な要因が複雑に混ざり合って引き起こされ、それによって様々な病気につながっていくので、薬の服用が原因の1つになっていることに多くの人が気付けないのです。

これまで、薬を飲む時にこれらのメリット・デメリット、特に長期的なデメリットに関しては考えたことが無かったんじゃないでしょうか?

こういうことを考えてみると、薬物療法は手術と同様に、緊急時もしくは末期の最終手段のように思えます。
なにか体調がすぐれない時の選択肢として、ほとんどの場合、薬物療法は第一の選択肢であるべきでは無いでしょう。
カイロプラクターとして、皆さんの中で、そんな時の第一の選択肢がカイロプラクティックケアになってくれたら嬉しく思います。


同じカテゴリー(副院長 森優太)の記事
13.薬物療法と高血圧
13.薬物療法と高血圧(2016-12-03 16:43)


Posted by 花みずきカイロプラクティック院 at 11:45│Comments(0)副院長 森優太
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

QRコード
QRCODE
アクセスカウンタ
プロフィール
花みずきカイロプラクティック院
削除
12.薬物療法
    コメント(0)